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(無題)

 投稿者:ri  投稿日:2008年 5月 8日(木)19時27分0秒
返信・引用
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<title>空の虹。</title>
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<h2>こめんと。</h2>
…製作時間何分だと思います?



………10分かかってねぇ…!!

手抜き万歳!!
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(無題)

 投稿者:ri  投稿日:2008年 4月 5日(土)10時36分45秒
返信・引用
  お昼が終わった頃だろう、教室の窓から、明るい光が差し込んでいることに気がついたエリカは、亀田先生に見つからないように、必死に後ろの方の席に座っているのぼるに、心の中で名前を呼んだ。
『お願い…のぼるくん、顔をあげて…。窓のを外を見て…。』

そんなエリカの想いが通じたのだろう、のぼるはハッとして手を止め、顔をあげた。
「あ……。」
窓から差し込む光は、みるみる明るくなっていく。
雨も降り止み、灰色の雲から微かに力強い光の太陽が顔を出している。
エリカとのぼるは思わず目を細めた。

その頃、ガチャピンや他の3人も同じように窓の外を見つめていた。
同じクラスの圭太、晶、武は授業中にもかかわらず、顔を見合わせて微笑んだ。
逆光により、シルエットのようになってしまった3つのてるてる坊主は、肩を寄せ合って、エリカやのぼる達を見つめている様子。

学校が終わった頃には、あたり一面、海のように青い空が広がっていた。
そんな美しい空に、一本のヒコーキ雲。
なんだか、青い空に白いクレヨンですーっと絵を描いているようだ。


「のぼるくん!」
この日を、毎日、毎日心待ちにしていた。
エリカは満面の笑みでのぼるの名前を呼んだ。
もう、当たりは真っ暗で街灯の灯りしか見えない。
「よかった…晴れて。」
「うん。」
「じゃあ、行こう!」
エリカの言葉にのぼるはこくんと頷いた。

ガチャ…。
向かったのは、学校の屋上。
 

(無題)

 投稿者:ri  投稿日:2008年 4月 5日(土)10時19分47秒
返信・引用
  ────────────────────────

「紺野さん、今日は残念だったわねー。」
ガチャピンとエリカは、2年生のクラスに続く廊下をとぼとぼと歩いていた。
廊下の窓は雨と風邪の勢いでガタガタと小刻みに震えている。
「…はい。一年に一度しかないのに。」
「元気出してよ、紺野さん!…あのー。実はね、このてるてる坊主…。シュウ君と一緒に作った物なの。」
「え?!シュウと?」
エリカは驚いて、思わず声を上げた。
「でも、シュウ…。」
「どうかしたの?」
ガチャピンは、エリカの顔を覗き込んだ。

「いま、反抗期だから、そんなこと…」
「シュウくんきっと、素直になれないのよ。お姉ちゃん、前から七夕を楽しみにしていたから、雨が降ったら可哀想だ、って…。張り切って作ってたのよ。」
「そっか…シュウが…。でも、シュウが一体いつ?」
「昨日、夕方に川原でてるてる坊主作ってたらね、偶然会ったのよ、シュウくんと。
そのときに。」
「そうなんですか…。」
「シュウくんの気持ちも詰まっているから、きっと晴れるわよ!」
「鶴岡先生、ありがとうございます。…ごめんなさい。2人の大変さも知らないで、なんだか朝から暗い顔見せちゃって…。」
「あら、いいのよ!じゃあ紺野さん。スッキリ晴れる事を願って、飾りに行きましょ!」
「はい!」
すっかり元気を取り戻したエリカは、ガチャピンと共に、廊下を走って教室に向かった。
 

(無題)

 投稿者:ri  投稿日:2008年 4月 5日(土)10時08分32秒
返信・引用
  今、番外編の続きを書いていたらエラーが出てしまって、
長々と書いた文章が一気に消えました[[pict:ase2]]
言葉に表せないくらい悔しいです!!!
書く気がサっと失せたのですが、気を取り直して…。
は~…。もう…[[pict:symbol6]]

そういえば、怪奇倶楽部番外編集を2日前くらいから整理していました[[pict:symbol7]]
すっきりして、だいぶ見やすくなったので、是非またご覧ください[[pict:heart]]

入学式が、刻一刻と迫って参りました[[pict:kirakira]]
最近、前までの苦しみが嘘のように、花粉の症状が治まってきました[[pict:kirakira2]]
そろそろ終わった頃かな…?
入学式だけでも、症状軽くなって欲しいです!

それでは、文章を忘れない内に…。番外編続きです

のぼるが美術室を出たのを確認すると、ガチャピンはエリカにこう問いかけた。
「あたしたちも、行こ?」
「はい…」
2人は、てるてる坊主がぎっしり詰まったダンボール箱を抱えると、
美術室を後にした。


その時、晶たち3人は1年生の教室で、作業をしていた。
武は、机に座り、足をぶらぶらさせながら言った。
「それにしてもさー。」
「ん?」
「どうしてガチャピンと紺野のやつ、すぐに七夕の伝説とか、すぐに信じちゃうのかなぁ~。」
武は、背が届かないのか、椅子の上に立ち、背伸びをしている晶と圭太を見上げている。
雨水を降りかぶり、教室の窓は点々として、一粒一粒が教室の光に当たり、うるうると輝いている。

「それは!」
圭太の声と同時に、2人は勢い良く椅子を降りて、武の顔を見つめた。
「あんたと違ってあの2人は純粋だからよ!」
腰に手を当てている晶。晶の言葉に、圭太もうんうん、と相づちを打っている。
「な、なんだとー!…紺野はともかく、ガチャピンが純粋…」
「そんな事どうでもいいからさー!」
「少しは、働きなさいよ!」
2人は、鋭い目で武をにらみつけた。

「は、はい…。」

体を丸めると、武は椅子に飛び乗った。
「なんだよ、お前達まだ一つも飾ってないのかよ!」
「あたし達じゃ届かなかったの!」
晶はムキになりながら、武にてるてる坊主を3つ手渡した。
「ずるいじゃんかよ!」
「ったくもう…いいじゃないか!…晶に頼られてるんだから。」
圭太はいつの間にか教卓の前に立ち、妙な笑みを浮かべて微笑んでいる。

『はぁ?!』
2人は目を丸くして圭太を見つめた。
「ぼ、僕は先に隣のクラス、行っとくねー…」
圭太は、逃げるように教室を出て行った。

教室では2人きりになり気まずい様子の2人。
照れ隠しに、急いでてるてる坊主を飾る武と、
机の上に座り、ダンボール箱をいじる晶…
2人の頬は、ほんのりとピンク色に染まっていた。

────────────────────────
 

s

 投稿者:ri  投稿日:2008年 3月28日(金)12時52分11秒
返信・引用
  「でも、これ全部あたしが作ったわけじゃないんだけど…。」
その時、ガチャピンはぼそっとそう呟いた。
「え…?」
「それじゃあ?」
「…まぁ、そんな事は置いといて!これからこのてるてる坊主を各クラスに飾っていくわよ!」
「え?!こんなたくさん?」
「そうよ!これだけ飾れば、午後になる頃にはもうスッキリ晴れちゃってるわよ!」
「でーも、飾りすぎも良くないってどこかで聞いたことあったような…」
わざとらしく、武がそう言った。
「一つで十分だと思うんだけどなー。」
 

o

 投稿者:ri  投稿日:2008年 3月28日(金)12時42分13秒
返信・引用
  次の日の朝───。

エリカは部屋の窓をゆっくりと開けた。
とてもどんよりした空気がエリカを包む。
あたりはとても静かで、弱々しく鳴く鳥のさえずりだけが聞こえてくる。
エリカは、大きなため息をついた。

「やっぱり…。」

悲しく、そして残念そうな目で。

「おねーちゃん! 朝ごはんだって!」
その時、階段を駆け上がる音とともに、慌しいシュウの声がした。
「どうしたの?おねえちゃん。」
シュウの声に気づきもせず、エリカはただぼーっと窓から外を眺めている。
時々、窓から入る冷たい風が、エリカの頬をすーっと撫でた。
シュウは、丸い目をパチパチさせながら、首をかしげた。
だが、エリカの変な様子に気がついたのか、シュウは「あっ」と呟いた。

「ねぇ、お姉ちゃん。」
エリカの元まで駆け寄り、今度は少し優しく声をかけた。
「あっ、シュウ。ごめんね。いこっ。」
エリカは、急いでドアをカタっと閉めると、シュウの背中を押しながら部屋を出た。


<span style="font-weight:bold">ドスッ</span>。
美術室にある大きな机の上に、ダンボールを勢いよくのせるガチャピン。
「なんだ、これ?」
武は、ダンボールを目を丸くして見つめている。
「まだまだあるのよ!」
得意げにそう言うガチャピンは、もうひとつ、大きな音を立てながら机にダンボールを置いた。
「ダンボール?」
武に続いて晶も、興味深くダンボールの元に近寄ってきた。
「ガチャピン、なんなんですか、これ。」
圭太が、不思議そうにそう問いかけた。
「中開けてみなさいっ。」
腕組をしてそう言うガチャピン。
3人は、恐る恐るダンボール箱を開いた。

『うわっ…。』
ダンボールの中には白く、そして先が丸みを帯びた物がたくさん敷き詰められていた。
「なんだ、この気持ちわりぃの。」
「すっごい…。」
「気持ち悪いってなによ!今日は七夕でしょ?…でも雨降っちゃって…。 こんな事があろうかと! 昨日徹夜で作ってきたんだから。 てるてる坊主!」

『てるてる坊主?!』
武、圭太、晶の3人の言葉に、横である作業をしていたエリカが反応し、ガチャピンたちの方に目を向けた。

「まだまだあるんだから!」
「え…?まだあるのかよー…。」
「もう十分でしょ、先生。」
武たちは、呆れた様子でため息をついた。
「ほらっ…。」
ガチャピンは、美術室の扉に目を向けた。
そんなガチャピンに続いて、3人も扉に視線を向ける…。

ガチャ。
「先生、持って来ましたよ!」

ドアから入ってきたのはのぼる。
なんだか大きなダンボール箱を抱え込んでいる。
「ナイスタイミング!赤星君!」
ガチャピンは嬉しそうに指をパッチンと鳴らした。

「まさか…」
「あれも?」
3人は、不審な眼差しでのぼるを見つめた。
何も知らないのぼるは、きょとんとして、わけが分からない様子。
「はいっ、ありがと!赤星君。」
ガチャピンは、のぼるの手からダンボールを取ると、中身を机の上にばら撒いた。

「てるてる坊主?!」
のぼるは、机に駆け寄った。
「こんなにいっぱい…。」
「今日、七夕なのに雨だからって、ガチャピン徹夜で作ってきたんだって。」
武がのぼるにそう伝えた。
「そっか…今日七夕。」
のぼるは、思い出したようにそういうと、横目でエリカを見つめた。
窓の外をじっと見つめている。なんだか何かを祈るように…。
「でも、これ全部あたしが作ったわけじゃないんだけど…。」
 

j

 投稿者:ri  投稿日:2008年 2月 3日(日)11時40分25秒
返信・引用
  雪です、すっごい雪降ってます[[pict:snow]]

朝起きたら一面銀世界でびっくりしましたΣ(・ω・ノ)ノ!
待ちに待った雪です[[pict:heart]]

でも、こんなに降るとは思っても見ませんでした…笑
先日関東地方でかなーり雪が降った日も、こっちはまったく降らなかったですし…
でも、うれしいです[[pict:meromero2]]

そして、今日は本当は節分の日…なんですが、うるう年なんで明日頃かな…?
奇跡は起こるのでしょうか?[[pict:kirakira2]]笑

それでは、番外編です(*^-^*)

「あんたさー、最近元気ないんじゃない?」

次の日、武はガチャピンに頼まれ、しかたなく美術室の掃除の手伝いをしていたときのこと。

武の様子に違和感を覚えたガチャピンが、はたきで戸棚をはらいながら言った。
武はガチャピンの言葉に手を止めた。

「え?」

「なんかあったんでしょ?」
「…」
「せっかく話を聞いてあげる時間作ったんだからさ、話しなさいよ。」
ガチャピンは優しい笑顔で武を見つめた。

「もしかしてだけどさ…藍原さんのこと?」
ガチャピンは
 

a

 投稿者:ri  投稿日:2008年 1月29日(火)17時08分40秒
返信・引用
  バタバタバタ…  バタバタバタ…

細い廊下を、圭太と武が友達をよけながら走っている。
途中ですれ違った亀田先生の怒鳴り声も無視し、のぼるとエリカのクラスに向った。

「おいのぼる!」
「紺野さん!」
ドアにぶつかりながら2人が入ってくる姿を見て、机に座っていたのぼるとエリカは急いで立ち、目を丸くした。

「そんなに慌てて・・・」
「どうしたんだよ。」

2人は呼吸を整えると…
「こないだ書写の時間に習字かいたろ?」
「ああ…。」
「晶、それで金賞とったらしいんだ。」

『金賞?!』
のぼるとエリカは声を揃えた。
「金賞って、2年生の中で?」
「そうなんだよ。」
「でも、まっさかあいつが選ばれるとはな…」
武は、ズボンのポケットに手を突っ込んだ。
「なんだよお前知らないのか?晶、字だけはすっごい上手いんだよ。」
「そう言われたら晶の字…。」
「上手よね。」
のぼるとエリカは顔を見合わせて微笑んだ。

「あ、それで晶は?」
「今…」
武がそこまで言うと

「ちょっとー!武そんな所にいたのー!」
教室のドアから、声をあげながら顔を出す晶。
「晶ちゃん!」
「え?みんなどうしたの?」
晶は、4人が集まって話しているのを見て、不思議そうにのぼるたちの元に駆け寄った。
「晶、習字で金賞とったんだって?」
「ああ…」
「晶ちゃん、すごいじゃない!」
エリカの言葉に、「ヘヘっ…」と照れる晶。
「でーもいいよなー…みんな何かひとつでも自信がもてるものがあって…。」
武は、口を尖らしてそう言った。
「どうして?武、バスケうまいじゃん。」
武に目を向けるのぼる。
「駄目なんだよ、あの強さじゃ。他の奴らはもっと強いんだぜ。」
「それは、武が部活サボってばっかいるからよ!」
晶は武の前に人差し指を向けた。
言うことが正しい事に、武はさすがに何も反論できなかった。
そんな光景を見て、3人はくすくすっと微笑んだ。

「あ、そういえば晶ちゃん。何か用があってきたんじゃないの?」
「そう、そうだった!」
晶は我に返ると、声をあげた。
「ガチャピン、休み時間も掃除やれって怒ってたんだ…。武!行くよ!」
晶はそう言うとのぼる達のクラスを出て行き、美術室に向かった。
「なんだよ…」
武もそう呟きながら、だるそうに晶に続いた。

「なんかあの2人、見てると微笑ましいよね。」
「ああ。」
エリカと圭太は、笑顔でそう言った。
「…でも…。」
「どうしたの、のぼるくん?」
「あっ、いや。なんでもないよ。」

のぼるは、武の様子に気がついていたのだろう。
放課後、のぼるの家から急いで出て行った昨日の武の様子…なんだか不思議だった。
いつからだろうか。どうしてなのだろうか。のぼるは深く考えても突然の事で思い当たる所はなかったが、のぼるは放っておけず後で武に聞いてみる事にした。

────────────────────────

「え?俺が?」

昼。他のクラスメイトは掃除をしている時間だが、武はたった一人で屋上に行き、少し肌寒い風に当たっていた。
そんな武を見つけたのぼるは声をかけた。

「ああ、なんか最近元気ないなーって…。なんかあったのか?」
「わかんね…。」
「え?」
「なんか、ムカムカしてさ。」
武は、目を細めた。
「なぁ、のぼる。」
「ん?」
「お前、紺野のこと好きなんだろ?」
「なっ、何言ってんだよ!」
突然武の口から出た言葉に、のぼるは飛び上がった。
「隠すなよ~。」
「隠してなんてないよ!」
にやにや微笑みながら肘でのぼるをつつく武。
「それでさ…。
 

a

 投稿者:ri  投稿日:2008年 1月18日(金)20時13分0秒
返信・引用
  更新かなり遅くなってしまいました[[pict:ase2]]

そういえば、この間<span style="color:blue">初雪</span>降ったらしいんですよ[[pict:snow]]
そして、今日の朝もパラパラと…。

とにかく、さっむいです。
教室、ストーブを時々しか焚かないのでかなり冷えてます。

ブログ始めてもうそろそろで一年かな…?今年も頑張ろうと思います!
中学にあがるので、更新がかなり少しずつになってしまうと思うのですが…。

それでは…。本当に遅くなってしまってすみません、番外編の続きどうぞっ[[pict:kirakira2]]

『え?幼なじみ?』
「晶ちゃんの?」

晩ご飯の時間、のぼるが晶の幼なじみについて、母さんと父さんに話をしている。
「そうなんだ、今日帰り道に…。」
「へー…。幼なじみねぇ。」
「そのこの叔父さんがこっちに住んでて、遊びに来てるらしいんだ。」
のぼるはそこまで言うと、お茶をすすった。
「男の子でさ。2人ともすごく仲がいいらしいんだ。」
「男の子か…。 くっくっく…。」
のぼるの父さんは、おかずを取ろうと差し伸べた手を止めると…、そんな不気味な声をあげた。
「なによあなた気持ち悪い。」
母さんが、眉にしわを寄せて言った。
「あ、いやぁ。ちょっとね。」
父さんはそう言って、くくっと微笑んだ。

「なぁのぼる。」
晩ご飯が終わると、テーブルの上を布巾で拭いているのぼるに、父さんがこそっと声をかけた。
「え?」
「その、幼なじみと藍原さん、すごく仲がいいんだろ?…武君の反応はどうだったんだよ。」
「武の反応?」
のぼるは、父さんの言葉に目を丸くして聞き返した。
「あぁ。…まぁ、のぼるもいずれ気がつくだろう。この事はまだ、僕の胸の中にだけで秘めておこう。」
のぼるの父さんは肩をまるめ、笑顔でそう言うとのぼるの肩をぽんっと叩いて部屋を出て行った。
「…ん?」
そんな父さんの後姿を見てのぼるは首を傾げた。



「こーらぁ───!」

───次の日の昼、ガチャピンが学校中に響き渡るような声で叫んでいる。

「ちょっとー!これ、なによー!」
怒鳴り散らすガチャピンを前にして、あちゃーと顔を伏せる武と晶。
「あ、あの…。」
「これはですね…。」

事件があったのは、今日の朝の事・・・
─────────────────────────────

「なぁ、もう先生いなくなったぞっ。」
「ちょっとさぼっちゃおっか。」
2人はにーっと微笑むと、掃除道具を近くにポイっと投げつけた。
「よし、やるかっ。」
「うんっ。」
武と晶は、今日の宿題を、掃除中にやり始めた。
「あー…ここは?」
「えっとねー…。」

「あっ…。もうガチャピン帰ってくる。」
武が、美術室の時計を見て言った。
「そろそろしまわないと…。」
2人は、急いで筆記用具や、宿題を鞄にしまい始めた。
「あ…お前、屋上の花の水やりやった?」
「まだ…。なんで、今日武でしょ?」
「なんだよ、こないだ俺やったんだぞ。」
「じゃあ…!」
「一発勝負だぞ。」
2人は、すくっと立ち上がると…。

ジャーンケンポイッ!
飛び跳ねながら声を出していった。
その時…。

ガッシャーン!

振り上げた武の手が、棚の上に置いてあったガチャピンの作品に直撃した。
『あー…。』

─────────────────────────────

「もーうっ。それ、一ヶ月かけて作った作品なのよー!」
ガチャピンの手には、粉々になった粘土がのっかってある。

「あ…、俺たち、ちゃんと掃除してたんですよ。」
「だ、だけど、いつの間にか落としちゃって・・・。」
2人は、ガチャピンの怒りを抑えるかのようにして言った。
「いつの間にかってなによー!」
「あぁー・・・あれ、貴重なのにー…。」
『ご、ごめんなさい…。』
少し後ずさりをしながら2人は言った。
「ほんとにあんた達は…、大体ね、大雑把なのよ2人とも! …罰として、これから一週間、朝と放課後美術室の掃除よっ。」
『えー。』
「ぶつくさ言わないっ!これでも軽い方よ?! もー…、この粉々になった作品にあたしの恐ろしい怨念を込めてやりたいわっ。あんた達、この1週間悪い事が何か起こるわね。」
そんなわけのわからないことを言い出すガチャピンに…。
「せ、せんせっ。今日職員会議じゃないんですか?早くしないと…」
「あっ、そうだったわ…。じゃ、今日の放課後ちゃんと掃除する事!今日だけじゃないわよ!今週中ずーっと!」
ガチャピンはそういい残すと、ドアをバタンと閉め、美術室を出て行った。

「あーあ。今日はついてないぜ。」
「ほんと。でもあんな作品に貴重って…。」
「どうかしてるよ。」
「…うん。」
そんな愚痴をこぼす2人だが、結局は自業自得。
 

a

 投稿者:  投稿日:2007年12月24日(月)12時10分17秒
返信・引用
  今日は<span style="color:green">クリスマス</span>・<span style="color:red">イヴ</span>ですね~[[pict:heart]]

そして、先週の土曜日から冬休みにはいりました[[pict:snow]]
『待ちに待った夏休み~』っていう記事書いてたのがもう4ヶ月以上前なのかー…。
それがもう、冬休みです。早いなー…って本当に感じます。
毎年のことですが、ホワイトクリスマスの気配はなく、真っ青の空です。

土曜は友達とクリスマスパーティーをして…。とにかく楽しかったです[[pict:kirakira2]]

それでは、遅くなってしましました、番外編の続きいきます!
見てください(o・ω・o)ノ

ついに、晶の誕生日が来た。
朝から教室でなんとなくソワソワしている武に、晶は気がついていたのだろう。
時おり首をかしげて武を見つめていたり…。
だが、そこまで気にはかけなかった。

「おい、お前。プレゼント持ってきたか?」
「あ、うん…。」
「いつ渡すんだよ?」
「…。」
圭太の言葉に、俯く武。
「亀田先生に見つかっちゃやばいから、なるべく早く渡せよ!」
「ああ…。」
武は、席に座っている晶に目をやった。
そして、はぁーっとため息をついた。

晶が楊貴妃の口紅に操られていた時。なんだか少しきれいな
 

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